書くことは癒し
2023年 06月 12日
☔次回の相談会は6月18日です 🐸
以前から寝る前に日記を書いている。落ち込んだり怒っている時、ノートに書いて、思いっきり感情を吐き出す。
誰かに聞いてもらえばいいのかもしれないけれど、娘の薬物問題はとてもでないが、言えなかったし、そんな余裕もないほど切羽詰まっていた。
それに、誰にも言えない負の感情(怒りや恨みなど)を喋るのも気が引けた。
今は仲間がいるので、ミーティングで話す事が出来、精神的にとても楽になったので、日記に書く事も少なくなった。
私が書いているのは、自分の負の感情が主だ。書いてしまうと、何だかすっきりする。
また、不思議な事に書いて何日かして読み返してみると、「あれ?こんな風に思ってたんや」とか「だいぶ混乱してたな」と思う事がある。感情が整理出来るのか、自分の欠点もよく見えるようになる。
最近新聞を読んでいて、「書く瞑想=ライティング・セラピー」を知った。
A4の紙に、紙とペンを使って、約10分間とにかく感情を書き出す。
心の声を全部文字にするイメージ。書く事で心に溜まった感情を「見える化」し、心を安定させる作用があると言う。
まさに私がしていたのは、このセラピーだった。それでも辛い時は仲間に聞いてもらって癒された。
このブログも、書く事で自分の感情の整理をしているんだと思う。私の経験が誰かのためにもなっている。とてもありがたい。
娘の主治医の精神科医は、日記を書くなら負の感情ばかりではなく、
「今日良かったこと」「ありがとうと感じた事」を最後に書きなさい、と言っていた。
最後に感謝の気持ちを書くと、脳が前向きになって眠れるそうだ。
良かった事は思いつくけれど、「ありがとう」がなかなか浮かばない。何もなかった日は「心臓がちゃんと動いてくれてありがとう」「ごはんが美味しかった、ありがとう」でもいいそうだ。
当たり前の事に思っていたけれど、心臓が動いているのも、当たり前ではない。
明日事故に遭うかもしれないし、病気で倒れるかもしれない。反対にとても良い事も訪れるかもしれない。
みんなに今日一日は平等に訪れる。過去や未来を思い煩うのではなく、大切なのは「今」この瞬間。
負の感情も受け止めて、毎日を大切に生きて行こうと思う。
nao
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