多分、もう大丈夫じゃない?
2023年 07月 06日
🍉次回の家族相談会は7月16日です🍉
依存症の息子が薬物を使い始めてから16年間の月日が流れた
いろんな事があり・希望?と感じられる出来事があった。
不登校と薬物使用は同時進行で始まった様な記憶がある
暗いオーラを出しまくっていた息子が、友達と遊びに行ってから明るくなった。
朝起きて来て、挨拶もする。
もしかして、このまま良くなって行くのでは・・
そんなことは無かった。
バイトに行き初めもう1か月、真面目に働いている。
こんどこそ、何かが違う・・
依存症ではないだろう、たぶんチョット使っていただけだろう。
勘違いだった。
事件を起こし、事故を起こし散々問題を抱える
親として、責任を取り息子の後始末をする
今回はだいぶ懲りている様だ、
本人も「反省している、もうしない」とも言っている。
今度は、今までと違うからもう大丈夫・・
依存症者がそんな事で変わることは無かった。
今は家を出て行き、自活している。
たまに、LINEも来て何とかやっている様だ。
引っ越しするから、手伝ってくれる?との連絡で
軽トラを借りて、引越しの手伝いをする。
ゴミ屋敷の中に、使用済の薬物の痕跡を目の当りにする。
自活しているからと言って、息子の問題は
薬物使用でなく「息子の生き辛さ」の問題であることを
自助グループで学んでいた時だった。
息子の環境や態度が変わっても、何の意味は無かったようだ。
自活だけの変化では、問題は解決するどころか進行していた様だった。
自分の生き辛さや、その問題に自分で目を向ける事
それを共感・助けてくれる仲間と繋がることが出来なければ
息子の明るい扉は開くことは無かった。
そんな中で息子にピンチが来たて息子から「助けてほしい」ときた
その時に「父さんは、助けることは出来ない」ことをしっかりと伝えた。
暫くして息子は、自分の事は自分で解決する様になって行くようになるが
それは、息子は同じ苦しみを持ち共感できる仲間と繋がり
自分の生き方に目を向けるようになったからだった。
私は「これで、もう大丈夫」と言う事ではなく、“息子を信じよう!”と思う。
途中で、つまずくかも知れない。
チョット昔のドラマの様な展開は無い
でも大丈夫、コケそうになったら支えてくれる仲間と繋がっているから。
もちろん、回復を続けている仲間ですよ。
GENGEN
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