決断することは、怖い
2023年 10月 12日
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息子が、中二から不登校になり薬物を使い始め生活が立ち行かなくなってきた。
当然、私は父親としての役目を果たすために奔走する。
学校に行かない息子は、私が帰宅すると家には居ない。
息子の部屋に入り、何をしていたか?何を持っていたか?何かの痕跡はないか?探し回る
日付が変わり、深夜になってドタドタと騒音を出して帰ってくる。
暫くして、2階の自分の部屋に上がり何かゴソゴソとしている
「コツン!」と何かを落とした模様?妄想が駆け巡り、朝まで眠れない。
そんな夜は、幾日続いただろうか?
「バイトに遅れそうになる!」と寝起きの顔で騒ぎ立てれば、自転車を車に乗せてバイト先まで送る。
度々財布を落とすため、「これば最後だからな!」と言いながら何度もお金を渡す。
警察署から電話かあり「お宅の息子さんが・・・」と連絡があれば、何度も迎えに行き
警察官からは「良く言い聞かせてください!」と何度もチクリと指摘を受ける。
自助グループに繋がり、今までやってきた事が何であったかを知り思い知らされ、「よし!」と思う
頭の中で理解していても、自分の気持ちが付いて行かない。
今までの行動を変えることは、そう簡単では無かった。
知識と感情のバランスがつり合っていない時に、行動を変えようとするとき
その事で息子がなんと思うだろう?と、息子の反応を妄想してしまい
不安や恐れに繋がっていた。
当然、妄想ではなく本当に息子は暴れ荒れた。
今思い起こせば、あの時「そうだったよね」と思い出す。
あの時の恐れの感情から勇気を奮いだせることが出来たから、今に繋がっていると思う
勇気は、自分一人ではなかなか出るものでは無かった。
仲間が居たから、勇気を持てた
そして今も、何だかんだで勇気を貰っています。
GENGEN
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