心配から信頼へ
2023年 10月 18日
9月から家族相談会は予約制にさせていただいています。
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娘が20歳の時に、手放した。施設に入るか、一人で生活するかを娘に選択させた。
警察での期間を終え、出てきたきた時には携帯、住むところ、お金、衣類など何もなかったが、娘は一人で生活することを選択した。
私は、娘のことを、考えないように、自助グループへ通い続け、仲間に助けられた。
月日がたち、6年後娘から連絡がきた。今の現状の報告と謝りたいとの事だった。
私は、仲間(スポンサー)に相談し、会うことになった。
都合のいい日を伝えると
娘は手早くお店を予約してくれた。やっと会える…そう思っているのに日にちが近づくにつれて、
なぜか眠れない…
なぜか食べれない…
どう接したらいいのだろう…。
会ってもいいのだろうか…。
会ったあとは、どうなるんだろう…などと、無意識に、余計なことを考えてしまう。
息も出来ないくらい緊張しながらお店に入ると、6年ぶりに会う娘も
緊張していた。
その姿を見ると、なぜか冷静になった。
娘は、声を震わせながら、今までのことを謝っていた。私は、自分の意見を押し付けず、娘の言葉に耳を傾けることが不思議と出来た。
よくわからないが、逃げずに、向き合うとは、こういう感覚なのかもと思った。
たわいもない話をしながら、娘が選んでくれたお料理をふたりでいただいた。
凄く穏やかな、時間だった。
ご馳走してもらい、手土産も、いただいた。
2時間程の時間を一緒に過ごし、またねとその場を去った。
娘にとって、苦しく、耐え難い経験もあったでしょう。そのすべてがあなたの学びになり、そして、努力しているのでしょうね。
その姿をみて、学んでるのは私の方か…。
離れて過ごした6年間は、離れていたからこそ気づくことが出来た、とても大切な時間だった。
再会してから、3年経つ…。娘は、もう30歳。
連絡とりつつ、お互いの人生を歩んでいる。
私は、心配することから、信頼することへ変わりつつある気がする。
依存症は、回復できる病気です。
みそらーめん🍜
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