過去を受け入れる
2023年 11月 23日
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🍁次回の家族相談会は12月17日(日)です。🍁
先日新しい仲間が
「数年前から病気のサインらしき行動があって、あの時まさか今の出来事の前兆とは思いもよらなかった。当時のことを思い出して話すのはしんどい」と吐露された。
自己憐憫に浸っていました。
落ち着いてからも「過去は取り戻されない。過去を受け入れ、前に向いて進んでいくしか無いと分かっているけれど今の私は知識と心と行動がバラバラで思い出したくない」と。
私も、家族会や自助グループに繋がった当初はそうだった。過去の出来事や自分の気持ちを話すことに抵抗があった。自己憐憫に浸り話しだすと涙が止まらなかった。
家族会や自助グループに通い仲間の話に耳を傾けた。辛い出来事を聞いてもらった。仲間の話す内容は時には私の心の矢にもなった事も。でも少しづつ心の栄養に変わり気づきをたくさんもらった。
依存症という病気の学びの機会もあり自分自身の行動、思考の修正をしていくことができるようになってきた。心の栄養が身体に入っていったのだろう。
過去は自分にとってベストな選択だったと思えるようになった頃から過去の息子、過去の自分を受け入れて前に進めるようになってきたと思う。私は私なりの時間を要した。
依存症者も家族も100人おれば100パターンの回復があると学んでいる。
新しく繋がった仲間も過去の状況や辛い様々な感情を受け入れ、家族会や自助グループに通い続けながら徐々に回復されていくことを願う。
そして私は少しだけ先ゆく仲間として新しい仲間に寄り添い、これからも自分の生き方を学び続けていく必要がある。
miko
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