大粒の涙
2023年 12月 01日
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🎅次回の家族相談会は12月17日(日)です。🦌
3年前、長男が大麻で逮捕された。
警察の留置所に夫と面会に行った時のこと。
私はただただ泣くだけで、長男の顔をまともに見れなかった。夫は長男を見るとすぐに「お前!何しとんじゃ!」と問いただすように言った。
長男は「海外やったら合法なんや!」
夫「ここは日本やろ!」と、今思えば、何ていう会話を私達はしていたのだろう。
その時、私は長男の顔を少し見れた。ものすごい険しい表情で夫に言い返していた。自分は悪いことしてない!という表情で私達に謝罪することもなく怖かった。
私は何を言ったらいいかわからず、15分になろうとしていた。
そして、最後の最後に振り絞って長男に言った
言葉が、「おばあちゃんが心配しとうで」という言葉だった。
すると、険しい表情だった長男が大粒の涙をこぼし、手でぬぐっていた。
おばあちゃん、、、。私の母親、93歳になる。長男が産まれて1歳にならない間に仕事に復帰した私を助けてくれ、保育園に迎えに行ってくれたり、私ががみがみ怒っていたのをいつも優しく長男を見守ってくれたおばあちゃん、、、。
少し我に返ったのだろう。号泣していた。
そのおばあちゃんも今ではもう1人で立つこともできず、全介助である。いつも長男のことを気にしてくれている。
長男も何か恩返しをしないとはわかっているようだが、、、。
おばあちゃんもそう長くはないだろう。
そのおばあちゃんが望んでいることは、長男が元気に毎日過ごしてくれたらいいということだけ。
それだけでいい。
おばあちゃんや私の思いが伝わる日が来ると信じている。
そう思えるようになったのは仲間のおかげで感謝の毎日を過ごしている。
さぁ、今日もミーティングに行き、仲間に話を聞いてもらおう。
うらら
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