自分の弱さを素直に認める
2023年 12月 21日
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毎週楽しみに見ていた、大河ドラマのあるシーンです。
テレビ画面の向こうで、息子が話した。
『自分に自信がない、人に不信感を持っている。
他人に認められていない。人と自分を比べて存在価値がない』と嘆く
そして、父は・・・
『自分の弱いところを素直に認められることは素晴らしい事
素直に自分を認める事が出来れば、人に慕われる幸福感を感じられる』と伝えた。
この様なドラマのシーンから、私は自分の息子との出来事を思いだしました。
少年野球で走ることが極端に遅かった息子
練習で、ダッシュする時にはいつもフライングしていた。
野球で走ることが遅い事は致命的だが、それを受け入れず恥や自分に価値がないと感じていたように思える。
試合に先発出場して、華麗に守備をこなし、ヒットを打って爽快に出塁する。
息子は、それに価値観を持っていたと思う。
親の私も、息子にそれを期待していた。
しかしそれが息子の価値ではない。
それだけが人生ではない事を教える事が出来なかったと、今は悔やむ
逆に、悔しくないのか!一生懸命努力しているのか!と、追い込んでいたと思う。
ほどなくして、息子は野球を止め、不登校・薬物使用が始まって行った。
親として色んな事をやった挙句、薬物使用はエスカレートして行き
私たち親は、どうしようもなくなり自助グループに繋がった。
そんな私も、自己肯定感が低くい所を持っており、人に対し壁を作っていた様に思う。
心の壁の奥には、孤独感だ。
自助グループで、いつのタイミングだったかは覚えていないが
自分の弱さや、その時の感情を吐露する様になった。
当然、涙も流したこともある。
そんなことから、仲間の中で愛されている感覚を覚える。
それは、孤独感から仲間に支えられている幸福感という意識だ。
その意識は、私の運命を変えてくれた。
意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
名言集に出てくる有名な言葉だが、まさにその通りだった。
息子の薬物使用が無くなれば、息子の問題が解決すれば
すべてが良くなると思っていた。
しかし、自分の行動が変わると私たち家族の未来が変わってきたことを
実感することが出来ました。
自分の辛い気持ちや罪悪感などを共感をもって聞いてくれる仲間たち
同じ経験をしている人に、私自身を理解して貰える
そして私を支えてくれる、自助グループの仲間が居たからです。
GENGEN
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