理想像の押し付け
2024年 01月 18日
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年末は離れて暮らす 母のところに数日泊まりに行きました。
元々 母は私の自宅から電車で30分くらいのところに住んでいましたが、3年ほど前に父が他界したのを機に 母の希望で一年半前に、東の方で暮らす私の妹家族のそばに引っ越しました。
母は 昨年初夏に あるところで転倒 大腿骨を骨折し 手術をしました。
年齢的なこともあるけれど、様子を見ていると、以前のような歩き方になかなか 戻れないようです。
そして以前のような歩き方ができないために、外出も以前より減ってしまっているようでした。
私も2年前に足指を骨折しましたが、時間が経っても 寒い時などなんとなく痛む時があったり、回復は時間がかかるなと感じています。
今回 数日一緒に過ごしてみて感じたのは、少し 忘れっぽくなっているのかなということ。
例えば 台所の換気扇のフィルターが家にあるのに、なぜかエアコンのフィルターを出してきて、私に取り替えて欲しいと言ってきたりとか笑笑
換気扇のフィルターが家にないと言うので、買ってきて フィルター交換後、残りを片付けようとしたら、実はフィルターが
家にありました。
そんなやりとりの中、あちゃーと思っている自分に気がつきました。
私にとっての母は 私が子どもの時の母像で 時が止まっているのではないかと。
母に対して こんなふうで(以前のように元気であって欲しい)と期待してしまっているのではないかと。
今回のことで 私は依存症の長女に対してもいつも期待して 理想像を押し付けていたことに改めて気付かされました。
でも 考えてみれば、自分も母も歳を重ねていって できないことは増えていくのは当たり前なんですよね。
そして 娘も、私の知らないところで
なんとか努力する中で 変わっていることもあるかもしれません。
その辺りを自分で受け入れつつ、母に対しても 娘に対しても、離れて暮らしていても 見守っていけたらいいなと感じた数日でした。
sunshine
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