遠慮せず助けを求めること
2024年 02月 08日
家族相談会に参加ご希望の方は、ご予約(メール又は電話)をお願い致します。
⛄次回の家族相談会は2月18日(日)です。⛄
先日のある日 早出の出勤日のこと、いつもより少し早めに準備できた私は、いつも通り出勤しました。
いつも ダウンコートの前は寒いから閉めるのですが、
その日は首元だけボタンでとまっていて、ユニフォームに着替えることだし気にも留めていませんでした。
ですが、勤務先に到着 さあ 更衣室でユニフォームに着替えようとしたところ、なんととめてたと思っていたのはボタンではなく ファスナーのスライダーでした。
よくよく見ると どうも きちんとファスナーがかみあっていないまま、スライダーをあげてしまっていました。
コートを脱ごうとするのですが、ファスナーが噛み合っていないので、スライダーがとにかくおりなくて、悪戦苦闘しました。
上下にスライダーを動かそうとするのですが、とにかく動きません。
一部ユニフォームに着替えたとしても、このままじゃ 早出の準備もあるし、お仕事ができないと 焦る私。
そこで 2階の更衣室から一階に降りていき、先に一階に降りていた同僚に助けを求めました。
最初は彼女も仕事の準備で忙しいだろうし、スライダーがおりないくらいで頼ったら悪いかなと思っていました。
彼女は仕事の準備をしていましたが、嫌な顔ひとつせず手を止めてくれて、手が冷えて動きにくいからちょっと待っててなと言いながら、スライダーを動かそうとしてくれました。
それでも動かず、ちょっと待っててと出してきてくれたのは
ビニール紐。
そして紐をファスナーのスライダーに引っ掛けて 少しずつ
スライダーをおろしてくれました。
私は ともかく焦っていたので、この考えは浮かばなかったわーと感心していました。
そして私はユニフォームに着替えることができ、なんとか早出のお仕事の準備ができました。
とってもありがたかったです。
いつも冷静な彼女にはいつも 仕事の面でもいつも助けてもらっていて、頼りにしています。
大袈裟かもしれませんが、私はスライダーがおりなければ
エイヤーとダウンを切ってしまおうかと思っていました。
ハサミで切ってたら、コートは着れなくなっていたでしょう。
自宅に帰って、ゆっくりゆっくり落ち着いて、スライダーを動かしたら、ファスナーは元通りになりました。
コートをダメにすることもなく、お仕事もちゃんとすることができ、よかったです。
突然予期しないことが起こった時に 自分に落ち着こうと言い聞かせても、パニックになりなかなかできないことが多いです。
娘に薬物の問題が起きた当初 私は冷静に対処できませんでした。 もう少し早く 自助グループにたどり着いていればと悔やみました。
困っていることに対して、頼ったり相談するのに一歩踏み出すのに勇気がいるのも自分が経験しているので よくわかっています。
こんなこと 相談していいんだろうかと悩みつつも、勇気を出し相談に向かった先のドアを開けると、たくさんの笑顔に迎えていただけました。
だから私も 新しい仲間がいらしたときは あたたかく
お迎えしたいなと思っています。
sunshine
ブログランキングに参加しています。