高校生活
2024年 02月 12日
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次男が高校2年生の時に超微量の大麻所持で逮捕され
保護者の監督指導が受けられるだろうとの事で当日に帰宅が許され
後日、事情聴取を受けに何回か警察へ通った。
その時期、後にわかった事だが私は病気を患っており、異常な貧血で体調も悪かった。
取り調べの間、警察の何とも言えない暗い廊下で何時間も待ち、取り調べが終わった息子が出てきたので、立ち上がったらそのまま倒れてしまった。
息子は大慌てで私に駆け寄り、「大丈夫⁈ごめん!俺のせいや!ほんまにごめん!」何回も謝り泣いていた。
小さい頃から、私の事や家族のことが大好きで、可愛い本当に優しい息子。
基本的に家族皆仲良く、マリンスポーツ、ウィンタースポーツ、キャンプなど出かけたり
成長していく中で兄弟それぞれ思春期で反抗期だったり
問題もあったが、この子は反抗という反抗もなくいつも優しい言葉をかけてくれていた。
なぜ、警察に居てるんだろう。
なぜ、こんな事になったんだろう。
と答えの出ない問いかけを自分にしていた。
でも、微量の大麻が入ったビニールの小袋は友達から預かったもんやと言われたのを信じたかったし、信じた。
この案件は事情聴取も全て終わり、その後は何も処分もなく警察の事情聴取のみで終了。
その間も何事も無く高校生活を送っていた。
高校へは毎朝遅刻せずに、自分で起きて用意し、朝ごはんを食べ、お弁当とお茶を持たせ自転車で駅まで向かう。
そんな毎日が続いていた。
息子は高校1年の時に留年しているので、高校2年生とはいえ、3年目の高校生活になる。
本人が通信制の高校に編入せずに、このまま公立校で頑張りたい。
というので本人の望むようにしたが、本当によう頑張っているなぁ。偉いわ!と心から感心していた。
その後、薬物依存が病気であり息子がそうなのだとわかった時、
思えば高校のクラスは周りは一つ下の子達で、プライドもあり居場所を見つけるのが難しかったのかもしれない。
薬物で気持ちを紛らわしていたのかもしれない。
中でも私が、「通信制でも公立でも何でもいいから
高校卒業の資格はとっておきなさい!」と押し付けたのが一因になったのかもしれない。
息子の、人に気を使う繊細な部分、自分が人からどう思われているのかを気にする部分
自分を責めがちな性格で、どんな気持ちで毎日卒業まで3年間学校に行っていたのかと思うと
色んな考えと気持ちで息ができないほど苦しかった。
こうなったのも、私の考えを押し付けたからだ…。
そして、きっと他の事についても私の正論で息子に話しをしていたのかもしれない。
息子はその後、20歳の夏に薬物が原因で交通事故を起こして逮捕された時
自分の薬物使用歴について、高校最後の1年は、学校でも毎日のように大麻を吸っていたと告白した。
Sol
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