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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

どうか

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次回の家族相談会は3月17日(日)です。⛄


大事な書類を渡さなければならず、息子と会うことになりました。


待ち合わせ場所に現れた息子は、堰を切ったように話し出しました。

仕事を掛け持ちしていること。そのどちらも上手くいっていないこと。

体の調子が悪くて、お金に困っていること。

どれもこれも結局は私のせいだと言い、同居を拒んだことにも腹を立てていました。

 

それでも、ひとしきり怒りをぶつけて少しは気が済んだのか、最後には恨んでも仕方がない、頼れなかったからこそ強くなれた、とも話していました。

息子は息子なりに考えて、頑張っているんだと嬉しく思いました。

 

それからほどなくして、また息子に会うことになりました。

ずいぶんと荒んだ様子の息子は、絶対返す、借用書も書く。だから黙ってお金を貸してくれ、と言いました。

私が断ると、息子は激昂しました。

 

何であかんねん!それぐらいの金あるやろ!

こんなに頼んでるのに、俺がどうなってもええんやな!

そう言って、持っていたペットボトルもカバンも道路にたたきつけて、蹴り飛ばしました。

 

私は、私がお金を渡すことが問題解決になるとは思っていないこと、

息子と同じような経験をしてきた人や息子の問題を相談できるような人を知っていることを伝えてみましたが、息子は、お金を貸してくれさえすればそれでいい、の一点張りでした。

しばらく私と息子の間で、貸して、貸さない、の押し問答が続きました。

結局、息子は、もう本当に家族でも何でもない。二度と関わることは無い、と言って去っていきました。

 

これまでさんざん尻拭いをしてきて、息子が自分の責任を自分で取る機会、自立して生きていく術を知る機会を奪ってしまっていたのだから、同じことを続けるわけには行かないと思っています。

しばらく経った今も、お金を渡さなかったことを後悔はしていません。

 

それでも、困った様子を見せる息子を前に、迷いが無かったと言えば嘘になります。

息子が去ったあとは、私にはどうすることもできないのだと泣けてもきました。

そして、今この瞬間にも、息子はどうしているのだろうという心配や不安は襲ってくるのです。

 

そんな私に、仲間の皆さんは寄り添っていてくれています。

まだまだ続くであろう長い道のりをともに歩んでくれる、そんな仲間がいる心強さとありがたさ。

改めてひしひしと感じています。


どうか、どうか息子にも、そんな出会いがありますように。


nop



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by familiesofaddicts | 2024-02-20 06:33 | nop | Comments(0)