問題児扱い
2024年 02月 22日
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次回の家族相談会は3月17日(日)です。
依存症者の次男は現在31歳、中二から不登校になり薬物を使い始めていった。
息子は、小さい時から笑顔が絶えない子どもであった
いつも全力疾走で遊び、寝て、食べて微笑んでいた。
小学校の時、友達を校舎の裏に連れていき
「俺がどれだけ強いか?殴ってくれ!」と言って自分の強さを確認していた
また、小3の時、小6の子供に自分の友達をいじめられたので
教室に行ってその小6の子供に文句を言いに行った。
その時は微笑ましく思っていたが、後になって気づく
息子は成人になったから自分の事が気にかかり診察を受け、ADHDと診断された。
息子と数年前に話したことがある。
「子供のころから、孤独であった。人に理解されず辛かった。」と
私たちは、使い始めた中二より以前からそんなことを心の中に押し込んでいたなんて微塵も感じていなかった。
現在の息子は、仲間とつながり回復の道へとゆっくりだと思うが歩んでいる
そして、4つの仕事に関わっている。
オーバーワークの様に思え、心配感は否めないが息子を信じる。
メンタルヘルスの仕事にも関わっている。
以前息子から、「俺、こんな事もやっているねん!フォローして」とインスタグラムを教えてもらった。
その、インスタグラムの中でADHDや不登校の子供たちのカウンセリングについて投稿しており、自分の事についても書いていました。
『僕も子供の時から問題児扱いされて、人間関係にとても苦しんだ。
殆ど目の前から人がいなくなった。
そして、ヨレテいても諸先輩方や親にも見捨てられなかった。
だからこそ、その彼らの気持ちは痛いほど分かる。』
私は、息子が「親から見捨てられなかった」と語っていることに、正直驚いている。
「愛を持って、手を放す」ことが、どんなに辛く息子から当時に、罵倒・暴言が出てきたかは経験されている仲間はお分かりになるだろう。
あの一連の手放す行為について息子と話した事もないし、考えることを避けて来たと言っても良いだろう。
子供の成長のためだと言っても、やはり嫌われたくない・良い関係でいたいという感情はやはり私にはチョッピリある。その方が楽だし!
あの辛い時期を仲間の助けと支えが有ったから乗り越えることができた。
この先に同じようなことが無いとも言えないが、「見捨てる」と「愛を持って、手放す」この違いをしっかりと心得て行こう。
ただし、そこには同じ経験を持つ「仲間」の力、そして経験は絶対に必要だ。
あなたも、この辛い状況を変えていくことが出来ると思います。
GENGEN
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