知識と感情のギャップ
2024年 08月 08日
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次回の家族相談会は8月18日(日)です。
我が家の薬物問題は、18年以上前から始まった。
当時は、「ダメ!絶対!」などと、薬物問題は意志の弱さや甘えから来ていると、とにかく精神論的みたいことが溢れていた。
息子が、問題を起こして警察沙汰になった時は、警察官から親の育て方が悪いような言い方をされ
「キチンと親として教育して言い聞かせなさい!」と言われていました。
今は、ネット上での正しい情報が伝えられ「依存症は病気です!」という事が認知され様になった。
私たち家族が、依存症者に対してどの様に接すればよいかも、ネット検索で目にすることが出来るようになりました。
最近新しく出会う方で本当にいろんなことを勉強され知識が豊富だなと驚きます。
私たちが当初、薬物が引き起こす問題に対して苦しんでいた時と全然違うような印象を受けます
しかし、以前の私たちと同じところがありると思います
頭で理解している情報や知識と、心の中の感情はどうしても一緒ででは無いのですよね
どうしても気になる・心配だ・助けてあげたい!と、そして将来が不安でたまらない。
そうです、知識と感情は別なんですよね
どうしようもできないこの感情、やはり今でも感じる事はあります。
私は、この感情を安らかに抑えることは、いくらネット上で記事を読んでも勉強会に行っても良くなことは厳しかったです。
あるきっかけで、私は自助グループの仲間に出会うことが出来ました。
同じ境遇の仲間との共感、どこからか湧き出てくる安堵感?自分の辛い気持ちを吐露することが出来る
それが、今の私の感情を少しずつほぐしてくれて、元気を取り戻すことが出来ました。
そして、家族全体があの暗闇から暖かい家族へと少しづつ変わっていくことが出来ました。
今私の心は、平安です。
私を理解してくれる暖かい仲間と、愛する家族に中にいる
こんなことが渦中の時に想像できただろうか
家族だけの力では悪くなる一方だったが
仲間の中で行動を変えていく、それが何か?
通い続けたら、貴方も分かると思います。
GENGEN
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