痛み、について
2024年 10月 28日
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依存症の問題を家族の中で抱えるとき、一人でなんとかしようと努力するにしても、仲間の助けを借りて依存症者から手を離していくにしても、痛みというものが必ず伴う気がします。
わたしも何年も無くならない痛みを抱えているような気持ちで過ごしていました。でもよく見てみると、決して同じ痛みが続くということは無かったんだと思います。
その都度、同じような悲劇のストーリーを作り上げ痛みを感じますが、だんだんと形が変わっていきます。それがただの頭の中のストーリーだと気づく時間が増えていくにつれ、痛みは形を変えていくのです。
そんな風に気づく一番分かりやすい作業が、仲間と分かち合うということなのかも知れません。猛威をふるっているストーリーも、一度話してしまうと少し客観的に受け止められます。やがて同じ痛みは減っていくでしょう。
何が妄想で何が現実か、依存症の問題は分からなくさせる力があります。痛みからなるべく早く抜けるには、仲間の力を頼るのがよいかもしれません。究極的には客観的に自分が自分を見る力を養うことに、自分が取り組んでいくということになるのでしょうから。
ススキ
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by familiesofaddicts
| 2024-10-28 13:39
| ススキ
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