当事者家族の話を聞く
2024年 12月 09日
家族相談会に参加ご希望の方は、ご予約(メール又は電話)をお願い致します。
次回の家族相談会は12月15日(日)です。
我が家の依存症者は、中二から不登校になり現在32歳
今のところ自立して生活していますが、ここまで来る19年の間様々の事がありました。
中二で不登校になり、処方薬やシンナー・ガスを使っていました。
最初は一時的なモノか何?と、本当は不安でいっぱいだったが
感情を誤魔化す様に自分にそう思い込ませていた。
時が経つにして「あれ?なんかこれ、やばいぞ!」とすぐに思い返し、相談施設や家族勉強会などに足を運びました。
勉強会や相談会が終われば、私はそそくさと誰とも話すことなく帰宅していました。
そして、頭一杯になったその事柄を自分なりに頑張って来たと思います。
しかし、息子は私たちの思いに反してどんどんエスカレートして行き、いろんな薬物を使用しあの薬物まで使うようになりました。
9年ほど前に自助グループと言うものを知り、どうしたら息子の薬物使用を止めさせることが出来るか?を知りたくて繋がりました。
私はそこで、薬物依存症者の家族の方からいろんな話を聞き、そして自分の事も話すことが出来ました。
その話は、それは薬物使用によるトラブルや息子の行動だけでなく
私自身の感情、そう私の心の声を話す様になっていました。
そこから、私たち家族に変化が起き良い方向に変わっていくことが出来たと思います。
今まで、いろんな相談会や勉強会で知識は若干ありましたが、自分の感情が知識に追いついていなかった事を思い出します。
私の場合、勿論依存症に対する勉強も必要でしたが、私の中で「親として・親だから」と言う感情が上手くつり合っていかなった事を知りました。
それは、この「同じ経験・同じ辛い思いをして来た家族」と言う当事者と繋がる事でした。
自分の感情を、他人が理解してもらえる落ち着き
自分の苦しみが、一人でなかった安堵感
家族のこの先の絶望感が、希望が見え始める未来
そして、困った時には仲間が支えてくれるという安心感
私は、これを自助グループで感じることが出来ました。
そして、ここから家族の再生が始まったように思っています。
家族相談会で、お待ちしております。
GENGEN
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