2024年の終わりに思うこと
2024年 12月 18日
家族相談会に参加ご希望の方は、ご予約(メール又は電話)をお願い致します。
次回の家族相談会は1月19日(日)です。
私が娘の薬物問題でどうにもならなくなった十数年前から比べると薬物依存症について今は本当に相談機関も情報も増えている。
回復施設の家族会や勉強会も充実していると感じる。
ヤク中から薬物依存症という言葉も世間に浸透してきている。
かと言って、「うちの子供、薬物依存症なんよ」と他人に話せるようになっているかと言えばそんなことはない。
社会から薬物依存症の本人も家族も孤立させる病気であることに変わりはない。
薬物依存症者に対する親の対応の仕方も時代と共に変化しているし、いろいろな考え方ややり方がある。
どんなやり方を選択するのも自由だ。
ただ、親として愛する人に自分の力で生きる力をつけてもらうこと、
自立して自分の人生を生きて欲しいという願いを持つことは大切だと思う。
色々な病気を抱えながらも幸せに生きている人がいるように薬物依存症であっても幸せに生きている人は大勢いる。
愛する人の自立の為に何ができるのか、何をしてはいけないのか。
ここがすごく重要なポイントだ。
色々な所に出向いてたくさんの人の経験や意見を聞いてみることをお勧めします。
色々聞いたらわからなくなると言われるかもしれませんが情報がないことよりも取捨選択できることはやっぱり良い時代になった証拠だと思います。
是非、関西薬物依存症家族の会の相談会へも参加ください。
今も悩んでおられるご家族にとって年末年始が穏やかでありますように。
おむすび
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