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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

人生の一区切り

家族相談会に参加ご希望の方は、ご予約(メール又は電話)をお願い致します。

次回の家族相談会は1月19日(日)です。


年末に母が亡くなった。

15年におよぶ闘病生活だった。


車で5分の実家に兄夫婦と住んでいた。


私は週3日の昼からの病院通いの迎えを15年間した。(送りは介護タクシーにお世話になっていた)


あいだに、別の病院(義歯の調整のための歯科、耳漏がでてきたら耳鼻科、皮膚剥離があれば皮膚科 等)に行かなくては行けないときは、私の仕事の休みのときに連れて行っていた。

車椅子生活だったので、車椅子から車に乗せ、着いたらまた車椅子に乗せ という介助がとにかく大変だった。


手がかかり過ぎてイライラしてきつく言ってしまったことも多々あった。


12月に入ってから、ディサービスを利用していない日曜日に何をするにも手がかかるため、兄夫婦が週末泊まりができる施設を探し、12月中旬にそちらの施設に変わった。


環境が変わると弱ってしまうだろうな、、、という不安が私にはあった。


その不安はその通りになってしまい、徐々に食事量が減ってきて、傾眠状態が続くようになった。

血圧も低くなり、採血結果も悪かった。


そのまま入院となり、主治医から年内もたないですと説明を受けた。


「意識があるうちに、会える人は会ったらいい」と告げられ、兄、兄嫁、私の3人と、兄のところの孫3人、私の息子2人の5人の孫とで、8人が集まった。


病院からは「大勢で入らずに2名ずつで入ってください」と言われた。


そんな中、長男は「俺は1人で入らせて」と言った。

びっくりしたが、長男は何かを伝えたかったのだろう。

あの日のことだろうか?

自分が犯した過ち。

おばあちゃんが心配していることを知ったとき涙を流していたから。


徐々に意識がなくなっていき、最後は孫5人に囲まれ亡くなった。


孫たちはみんな「ありがとう」と言っていた。


私は、、、「ごめんね、本当にごめんね」としか言葉が出なかった。

もっと優しくすればよかった。

もっと行きたいところに連れてあげたらよかった。

泣くだけ泣いた。

でも、最後の最後には「ありがとう」と言えた。


日が経ち、普段の生活に戻り仕事も再開している。


何か不思議な感覚が出てきた。

人生の一区切りがついたみたいな感覚、、、。


一区切りがついたから、次へのステップを進むんやで!と言われてるよう。


ほんと、そうだと思う。


自分に与えられていることをしっかりやっていこう。


さぁ、また頑張ろう。

今日はめちゃくちゃ寒くて外に出たくないけど笑笑


今年もよろしくお願いいたします。



うらら



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by familiesofaddicts | 2025-01-11 13:09 | うらら | Comments(0)