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記憶の中に

遠方のため半年ぶりに実家へ帰省、
久しぶりに会う母は、
前回のような認知症からくる妄想や暴言がなくなり、
穏やかな表情を見せてくれました。
薬でうまくコントロールできているようです。

ただし一人で出来ないことが増えており、
食事の準備や掃除等日常生活での手助けを、
兄がほとんどしているようでした。
87歳になる母は全てにおいて兄を頼りとし、
兄もまた母のことが心配で目が離せないようです。

兄の性格からでしょう、
先に先に口や手を出すことが多く、
もう少しゆっくりした対応をと思うことはありましたが、
日常の細かい現状を知らないのですから、
数日だけで帰る私が口を挟むのは迷惑なことでしょう。

落ち着きは平静をもたらしてくれるようで、
何時になく私の感情が波打つことはありませんでした。
そうですよねぇ~、
私が出来ないことを兄がやってくれているのですから。

母は自分の記憶の中から、
名前を思いだしては「元気にしているだろうか?」と、
子どもたちのことを聞くことがありました。
学校の長期休暇の時はいつも遊びに行っていたのですから、
思い出が強く残っているのでしょう。

息子が薬物依存症だということを知っているだけに、
今どこで何をしているのか気になるようでしたが、
それ以上聞きたがることはありませんでした。

母の記憶の中にあるうちに、
子どもたちと会うことができれば「いいなぁ~」と、
思うのですが・・・・・

*sheep*

# by familiesofaddicts | 2019-08-21 16:51 | Comments(0)

苦しいのは私だけじゃない。

どういうわけか、唐突にそんなに親しくもない人から、かなりシリアスな内容の相談をされることがある。
えぇぇぇっ、そんなこと私に話してもいいの?と、驚く。
私の共依存的なかほりがダダ洩れしているからかもしれない。

最近、新しく勤務先の担当になった30代前半の税理士さんのお話。
打合せに入る前の雑談から、さあ始めよう、仕事モードに切り替えようとした途端、3歳の息子さんの問題行動を話し始めた。
いやいや、あなた、私たち先日あったばかりですから、と思いつつ、話を聞くことにした。
堰を切ったように話し続ける彼をみて、こりゃあ、相当参っているな、とわかった。
自分の経験を話しつつ、こんな風に考えてみたらどう? こんな風に対応してみたらどう?と提案してみた。
巷では、「子どもの目をみてしっかり話をしたら、子どもは言うことを聞く」なんて言われてるけど、そんなの神話だよ。
だいたい、大人同士でも、目を見てしっかり話をしたら理解してくれる人ってどれだけいる?
大人ができないことを、子どもに求めるのはハードル高いでしょうよ。
そんなことを話しながら、終業時間近くまで仕事の話を一切せずに、彼は税理士事務所へと帰っていった。

そして昨日のこと。
電話での打合せはちょくちょくしていたが、顔を合わせての打合せはあれ以来だ。
今回は開始早々、さくさくと打合せが進み、じゃあ、また次回、と腰を浮かせかけたら、「息子のことなんですが」と再びプライベートな話題が始まった。
またかよ~、と思いつつ耳を傾けると、これは、あかん、親だけじゃ難しいなあ。
「専門機関に相談しよう。行政に子育てのことを相談できる機関があるので、まず相談してみようよ」
と、提案してみた。
「小児鍼とか、効果があるってきいたんですが、どうですかね?」と彼。
あのね、まずちゃんと相談しようよ。
それからだよね。
「妻に伝えて、相談に行ってみます」そう言って帰る彼の後ろ姿を見送りながら、自分の過去を振り返る。
そうそう私も、同じだったんだよ。わかるよ、親がなんとかしょうと思っちゃうんだよね。
だけど、人に助けてもらっていいんだよ。相談してみようよ。ガンバレ~。

依存症の問題だけではなく、家族の問題で悩んでいたり、苦しんでいる人はたくさんいる。
私には幸い、自助グループがあるし、仲間たちがいる。
だから、相談できるし、助けてもらえる。相談されたり、手を貸すことができる。情報を共有できる。
ほんとに、幸せなことだ。

家族の問題で悩んでいたり、苦しんでいる人が、助けをもとめることができますように、支援に繋がることができますように。
そう祈らずにはいられない。

*NINA*



# by familiesofaddicts | 2019-08-20 11:55 | Comments(0)

生きる道は違っても

最近、ネット配信されている”ドラッグクイーンレース”番組にハマっています。
(ドラッグクイーン=女装家、ゲイカルチャー)

お盆休み、結構な時間を費やした、、ハマりやすいのは依存体質?ww

10人ほどのドラッグクイーンが、毎回お題を与えられ、一人ずつ脱落していき
ナンバーワンを決めます。
その過程で、マイノリティの生きずらさや家族との関係が垣間見えるのも、興味深い。
特にMCをしている世界一のドラッグクイーンと言われている”ル・ポール”の言葉も
心に響くんです。
「自分自身を愛さなくて誰があなたを愛すの? だからまずは自分を愛しましょう。」
「今のままのあなたで最高なのよ」
「良い悪い波がある方が面白いわ。その方が人生豊かだもの」
などなど、、時にホロっと来ます。

残っていく人の共通しているところって、どれだけ自分を愛しているか!という感じもします。
そして、家族も(特に母親たち)理解し、応援している。

どんなあなただっていい!生きてるだけで、最高よ♡
って、思わせてくれるリアリティー番組です。

依存症の次男にも、そう思って生きてほしいなって、強く思います。

ご興味あればぜひ、お勧めします。

sakura


# by familiesofaddicts | 2019-08-19 15:37 | Comments(0)

遺伝子の矛盾

娘に誘われて 南の島(日本)へいざ出発

再婚旅行以来乗ったことのない飛行機に乗りました(怖かった〜)

念願 待望のトレッキング(山歩き)もできました。


彼女が学生の頃インターンで来て トリコになった島
その時お世話になった方が2日間ずっと
道案内、観光、グルメ、生きる動植物図鑑となって
気まぐれ親子に付き合ってくれました。

本当は 島に着いてすぐレンタカーを借りて
移動する予定でしたが
あちゃー
娘、運転免許証忘れたー
ついでに 母も持って来ていない
しゃーない、あきらめるしかない。

鳥好きで、本州にいない鳥を撮ろうと
重いカメラを持ってきたのに
撮れない、何故?
バッテリーが切れている
カメラ屋さんは、ない。
しゃーない、あきらめるしかない
自分の確認ミスだもんね
諦めないと 次には進めない。

そんなこんなの状況を、ずっと側で眺めていて
彼女が子供の頃のことを思い出しました。

そう言えば 子供の頃から 我が強く
やりたいことは 誰が何と言おうとやる!
何でも 思い通りにならないと怒り、感情の起伏が激しかった。

そんな彼女が小1?くらいの時 何気に
「生まれ変わるなら 石になりたい」と。
え?
そんなまだ小さいのに、私と同じこと思っているなんて
娘もまた自分との折り合いがつかず、苦しいんだなー
こりゃー大人になったら苦労するぜ
なんて、勝手に思っていました。

小さい頃から愛情たっぷりで育ったはずなのに
何でACの気質を持ち合わせているんだろう?
はて
実は私自身もそうなんだよなー
我が家も子供の頃貧しかったけど

両親の仲がめちゃ悪いとか、厳しかったとか

何もなく至って普通(すごいね普通って)

なのに何でこんなに生きづらいんだろう?

と不思議に思っていましたが

その気質って、生まれ持ったものが大なんだなーと

娘を通して 謎が解けました。

あなたのせいでもなく

私のせいでもなく

何億年から生き延びるために

必要なものとして ここまでたどり着いた遺伝子じゃん

なら意味づけは意味ないね。


夜布団に入って

母はあなたの良いところ100個言えるよ

(いつか見たドラマのセリフ)

朝 自分で起きる

顔を洗う

お箸でご飯を食べる

遅刻せずに仕事に行ける

車を運転する

笑顔で挨拶をする

・・・

母を旅行に連れて行く

飛行機の手配をしてくれる

荷物を持ってくれる

飛行機が離陸する時 超怖がってる母の手をギュッと握ってくれる

恋人のように 片耳イヤホンで音楽聞かせてくれる

母の好きなodolを選んでくれる

疲れた山道で 手を引いて登ってくれる

鳥の声を聞かせてくれる

・・・


キリなく喋っていると 娘はもう眠ってしまっていてー

私はと言うと、

声に出しながら 涙が止まらなく

なんてええ子!

あなたは自分で思っているより100倍素晴らしいんやでー

と 、遠くにいる依存症者にも 叫びたい気持ちで。




# by familiesofaddicts | 2019-08-17 22:25 | Comments(0)

帰省


お墓参りに帰省した。
急きょ、娘たちとワンコも同行

気楽な時間を過ごした。

依存症の次女は久々に私の弟と談笑


彼は優しい温和な人

先祖代々の家での暮らしが長い

色々なしがらみもあっただろうに

田舎の生活だもの


スイスイ生きてきたように見える…

次女が気楽に訪ねて話せるのは彼の人柄ゆえ

気難しい人ならこうはいかない。


言葉のチョイスに角が無くユーモラス

意見しているのだが反感をもたずに聞けるレベル

次女が話し終わるまで口を挟まない

さらりとやってのけるんだな~


次女と私との関係性が不透明な時期があったことも

薄々感じていたはず
「あの子はどうしているの?」くらい

一度として立ち入ったことを聞かれたことはない。


親戚から受ける批判や中傷に苦しむこともあると聞くが

私にはその経験がない。

もしかしたら、父母が健在ならこうはいかなかったかな

そう思うと弟には助けられている。

いつか何かを聞かれるかもしれないとオドオドしなくても済んだ。


依存症のことは知らないけれど、次女を受け入れてくれているのが

彼の態度でわかる。

教え諭すことをせず温かく接することが

どれ程大切なことか…教えられる。


平穏な一日だった。


長女は旅に次女は自宅へ

私も帰路に着いた。

    Luna


# by familiesofaddicts | 2019-08-15 16:32 | Comments(0)