人気ブログランキング | 話題のタグを見る

タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

かならず明ける朝

早朝、5時頃に散歩に出かける

最近は、体調が悪く少しさぼっていた。


出かけるころは、薄暗く

30分ほど掛けて戻るころには明るくなっている。


東に向いて歩けば小高い山があり

その上には、どんよりと大きく暗い雲がある

その雲と山の間に、少しだけ日差しが見える

なんだか、分厚く黒い雲が夜明けを阻止するように思えた。


頑張ろうとしても、とても分厚く黒い雲は

重圧がすごく夜明けが無理っぽい


何時もの様に、東の空に向かって、朝のお祈り

今日一日私を照らし、導いて下さい。


さあ、愛犬にいつもの散歩道を

小走りにリードを引っ張られて行く。


20分もすれば、周りは明るくなっていた。

「あれ、雲はどうなった?」

ふと、見上げると分厚い雲を押しのけ日差しが大きくなっている。

「今日も、天気よさそうだな!」

当然と言えば、当然だが


20分前は、「無理っぽい」と感じて自分がいた。

自分は、何を基にどうすべきか?考えたときに

明確な言葉としては分からないが

なんだか、変化があった様に思えた。


考え直せば、同じ風景を見てそんな事を思った事ない

自分の体調・心の状態で、物の見え方・捉え方が

こんなに違うのだなと感じた。


精神的に近い距離に感じる仲間がいる僕は

物事の捉え方も、感じ方も変わるし

問題が沸き起こった時には乗り越えられるように

手を差し伸べ引き上げて貰っている。


重荷を背負ったと思える問題も軽くなるし

多少のことがあっても大丈夫!

そう思えます。



GENGEN
# by familiesofaddicts | 2021-09-30 12:19 | GENGEN | Comments(0)

ひとりぼっちじゃない。

どうやら緊急事態宣言と重点措置が解除されるようです。
もう安心というわけではありませんが、ようやくここまできたか、とやっぱり少しうれしい。

ミーティング場が使えなくなり、計画していたことが中止になったり、私たちの依存症者の家族にとっても少なからず影響がありました。
それでも、オンラインミーティングを開催したり、規模を縮小して家族会を開催したり、さまざまな工夫をしてきました。
依存症の問題を抱えていなくても、今まで経験したことのないこの状況に鬱々としたり、家族の中にさまざまな問題が浮上したと聞きます。
そんなみなさんにも自助グループのような場所があったら、すこし楽になれるかも、とついつい思ったり。
不遜にも、私たちがお話を聞けないかしら、なんて思ったりもしました。

私たちには、自助グループや家族会の仲間がいます。ミーティングがあります。
だから、コロナ禍のしんどさや日々の鬱々とした気持ちを仲間たちと分かち合うことができました。
「この状況でミーティングがなかったら、ほんとにしんどかったよね。私たちにミーティングがあってほんとによかった」
とミーティングのたびに、仲間の誰かがしみじみと話します。
そうやって、この状況をなんとか乗り越えてきました。

私たちが社会の誤解や偏見を恐れる原因となった家族の依存症の問題。
その問題があったことで、私たちは自助グループや家族会に繋がることとなり、多くの仲間を得ました。
仲間たちには、しんどいこと、悩んでいること、困っていることを安心して正直に話すことができます。
言葉にして外に出すことだけでも、ずいぶん気持ちは楽になります。
そして仲間たちが依存症の問題だけにとどまらず、日々起こる大小さまざまな問題を解決するための知恵や経験をシェアしてくれます。
大変なことがたくさんありました。そして今も大変な状況にいます。それでもこうして日々生きていけるのは、仲間たちがいるから。
家族でもない、親戚でもない、友達とも違う、不思議な関係。

なによりも、私はひとりぼっちじゃない。
そう思えることが、私の生きる力になっています。

*NINA*




# by familiesofaddicts | 2021-09-28 11:21 | NINA | Comments(0)

心の繋がり

私は、自助グループに辿り着いてから

8年ほどになります。

実はもっと前に繋がっていましたが、

その頃は月に1回仕事が休めたら行っていました。

仕事を優先にしていたんです。

でも、依存症の息子の問題が多くなるにつれて

できるだけ自助グループと家族会に行くための

仕事の休みの希望を取りました。

職場に始めて無理を言ったことでした。

そのうち関西ではほぼ毎日どこかで

ミーティングがやっていることを知り

色々な自助グループに行きました。


どうして、そんなに惹きつけられるように

通うのかな?と

思う時もありましたが、

先日、自助グループのミーティングを休んだことで

気づいたことがありました。


その日は、朝から今日はミーティングに行く日だと思い

準備もしていましたが

夕方になり、疲労感と強い眠気に襲われ、

いつもと違う感覚に

行かない選択をしました。


朝起きてからも罪悪感と恐れの感情を

感じました。

あっ!

私、昨日話たいことがあったんだ…


感情が消化不良を起こしていたんですね


ミーティングでは正直に話をします。

依存症の息子のこと、今私が抱えている事

嬉しいこと、辛いこと、不安なこと

考えを押しはからなくていい

仲間が受け取ってくれるという安心感。

この関係性があることで

失敗しても仲間の支えと励ましで

前を向ける。

日々の問題に嘆きたくなったときでも

なんとかなると思える自分に

出会えました。


心と心が繋がっている感覚が大好き。


さあ

ミーティングに行こう

何かが変わると信じて


IKO


# by familiesofaddicts | 2021-09-27 07:28 | IKO | Comments(0)

お母さんがしんどい

「お母さんがしんどい」
と言われた時、全くわからなかった。

しんどいのはこっちですよ?
ぐらいに思っていた。

今思えば、息子自身の生きづらさや苦しみを考える余裕もなかったし、
私は被害者だと思っていた。

自助グループで学ぶうちに、
息子から私が何かされた訳ではなく、
自分から巻き込まれていて、
何とかしてあげなくてはと行動していたとわかった。

息子との関係、自分の感情、行動に少しずつ気付くようになって、
被害者だと感じる気持ちはなくなり、
恐れや怒りの感情を手放す事でずいぶん楽になった。

これから先、息子の病気が良くなっても悪くなっても、
私には息子の事も、他の誰の事も変える事はできない、
変えられるのは自分自身だけなのだから、
信じて前向きに生きていこうと思う。

今なら「お母さんがしんどい」と言った息子の気持ちがわかる。

過去は取り戻せないけど、
学びと成長があるのはあの頃があったからだと思える。

これからも自分を鍛錬し、
新しい仲間の力や希望になれるようになっていきたい。

macaron

# by familiesofaddicts | 2021-09-23 23:20 | macaron | Comments(0)

機能不全家族

息子の薬物問題で自助グループを知り、

ミーティングへの参加するうちに

「機能不全家族」という言葉を知りました。


数年前に亡くなった私の父親は、

アルコール依存症でした。


そうなのか、私はそんな家庭で育ったのだなぁと納得したような気分でした。

その父親は亡くなる時、飲酒は全くしていませんでした。

亡くなるかなり前に飲酒は止まっていました。


いわゆる「底つき」をして、

アルコール依存症の専門病院に繋がり、

半年ほどの入院でお酒を止めることができました。


母親も含めて全く依存症の知識もないまま、

偶然にその病院に入院しました。


入院するまでの父親の行動からすると、

飲酒が止まるとは夢にも考えられませんでした。

今になって息子の事で、

依存症の事を学ぶうちに父親の飲酒が止まった

理由がわかるような気がします。


止まった理由とは、

父親はその病院の主治医に深い信頼をおいていた事です


「あの先生の言うことは間違いない」

というようなことをよく言っていました。

それまでは他人を信頼するような人ではありませんでした。


友人もいなくて、

他人とのコミュニケーションを

うまくとることができない性格だったと思います。


どうしてその先生だったのか?


それは、生まれ故郷が偶然一緒だったことだと思います。

心を開けるような仲間意識を感じたのかもしれません。


ぴたりと飲酒の止まったのがあまりにも不思議だった母親はある時、

父親の診察の時に何をしているのか?と先生に尋ねました。


先生は「ただ世間話をしているだけ」と答えたそうです。

私達家族も心を開き語り合える仲間がいることは、

大きな支えとなり生きていくことが楽になります。


私はどんな治療法にも勝るものではないかと感じます。

すずめ


# by familiesofaddicts | 2021-09-17 10:43 | すずめ | Comments(0)