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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

幸せホルモン

ふと、「幸せホルモン」と言う言葉を目にした
最近朝晩が冷え込み、暫く食べていなかった
ホルモン鍋(もつ鍋)を思い出す
ホルモンの焼肉、てっちゃん(シマチョウ)良いね!

「幸せホルモン」と検索すれば、”セロトニン”という言葉が出てくる
そっちか~と思いながら
ほかにも、良質な睡眠・太陽の光・食事などetc

そして、グルーミング
これは、動物の毛づくろいではなく、
人間同士のグルーミングで、スキンシップらしい
心のふれあいとかで、幸福感や充足感を感じること
ボランティアや奉仕活動も良いらしい

幸福感なんて依存症者と一緒に暮らしていた時は、考えもつかない
孤独を選択し、人とはなるべく接しない様にしていた
恨みや自己否定、将来への希望は閉ざされ
重苦しい闇の中にいた

その闇の中にいた僕に手を差し伸べて引き上げてくれたのが
自助グループの仲間たちであった。
それは、まさにグルーミング

最初は、依存症者を何とかしたい気持ちで扉を開いたが
いつしか心の矛先を自分に向けていた
何を言っても誰も僕を攻撃はしない、非難もしない
そして、仲間は共感と受容の心で包んでくれていた

何故、そんなに人に優しく出来るのか?
やわらかい優しい気持ちを感じる
その事でさえも忘れていたことに気が付いた

目先の依存症者が引き起こす問題に振り回されるのでななく
自分に目を向ける
そして、忘れていた幸福感や充足感を取り戻す。
やわらかい優しい気持ちも勿論だ

それは、将来の希望が明るくなってくる
実感をしっかりと感じる事が出来る

関西薬物依存症家族の会で活動を行っている僕は
新しい仲間が自助グループに繋がったことを知った

素晴らしい!

それは僕たちの力に成る
新しい仲間にも明るい希望の予感だ
グルーミングの中で、何を感じてゆくのだろう

僕たちもホルモン全開でセロトニン分泌だ!


GENGEN











# by familiesofaddicts | 2021-10-28 08:37 | GENGEN | Comments(0)

当事者とその家族

秋が深まってきて、さびしい。台所の陽だまりで飲んだ白湯が、あたたかい。今日もプログラムに関われるよう、本をカバンに入れ、仕事に出かける。


はじめてのブログ記事、ちょっとややこしめになってしまいましたが、思うことを以下に書きました。当事者も家族も、今ある秋のなかで平安に出会いますように。


.........


 「当事者とその家族」という表現に違和感を覚える事がある。誰もが実は当事者なのではないか、と感じるし、また、誰もがその家族なのではないかと思う。当事者だけが問題行動を起こし、家族側だけが攻撃を受ける訳ではない。

ひょっとしてハイヤーパワーから見れば、当事者も家族も同じ事をしているように見えるのではないか。

 苦しみのダンスから外れること、その過程がきっとプログラムによって示されている。頭のおかしくなるようなダンスの輪から外れてもよいのだ、という平安もまた、当事者や家族という垣根を超え、平等に与えられるのだろう。わたしはダンスを降りた、ハイヤーパワーの助けに包まれて降りた。それからのことは、ゆだねたままだ。


ススキ


# by familiesofaddicts | 2021-10-26 07:57 | ススキ | Comments(0)

自助グループの誕生日

先日、ホームの自助グループの

誕生日(バースデイと呼ばれます。)が

ありました。


泣きながら辿り着いた場所

通い続けていると

このバースデイは私にとって特別なものに

変わっていきました。

そう〜

最初は一人で孤独でした。震えていたし、

人の中にいることも怖くて!


そんな時にある書物を読んでやってみました。

一週間は168時間でそのうちの2時間を

自分のために使うということ…

その2時間とは自助グループに通うということでした。

そして、その2時間のうちのほとんどは

他の人の話に耳を傾けるということでした。


回を重ねると変化が起こり始めてきたのを感じました。


私は、息子の薬物も家族のことも仕事のことも

自分の思うようになってほしいという思いが

強く、人の話を聞く前にかぶせるように

自分の話をしていたなあ〜ということ。

そして、自分に対してもダメ出ししていたということ。

自分の想いを伝えるのは大切だけど

正直である事と

伝え方が大事なのではないかなって〜

今は思います。


大切な一週間の内の2時間を続け


私は

「安心できる人、場所、時間」を

見つけました。


孤独から仲間の中にいる大切さを

「自助グループのバースデイ」で

感じた日でした。


IKO


# by familiesofaddicts | 2021-10-25 06:59 | IKO | Comments(0)

自分と向き合う

自助グループで初めて手にした書籍に
「自分自身を変えていくこと」
が必要だと書いてあった。

最初は変わらなくちゃいけないのは息子で、
私じゃないのにどうして?と思った。

息子の失敗の後始末をし続けてきた私、
息子の借金の肩代わりをし続けてきた私。
息子の言いなりだった私。

そんな私の行動や態度が息子の薬物使用を助長していたなんて、
息子の回復を妨げていたなんて思いもしなかった。

それを知った時は衝撃を受けたけれど、
間違いがわかった事で進むべき道がぼんやりと見えるように感じた。

頭では理解しているつもりでも、
今までやって来た事をやめるのはとても勇気が必要で、
またそうする事で息子はどうなるんだろうと最悪の想像をしては不安になった。

一人ではとても無理に思えたけれど、今仲間の助けを借りながら、
出来ることから少しずつ息子に対する行動や態度を変えていこうと奮闘している。

それに、以前は自分の長所や短所、物事や人に対する考え方について深く考えてみたことはなかったけれど、
自分と真剣に向き合うことで今まで気づかなかった自分の内面にも気づいた。

自分自身を変えていくってこういう小さな気づきや体験の積み重ねなのかもしれない。
今はずいぶん楽に生きられるようになって、自分自身のこれからと息子の回復にも希望を持っている。

これからも仲間の助けを借りながら成長していきたい。

macaron

# by familiesofaddicts | 2021-10-22 00:09 | macaron | Comments(0)

家族が巻き込まれていく


依存性者の問題を家族だけで解決しようとすると、
どんどん家族が巻き込まれていく。
どこにも相談出来ない、
知られたくない
という思いで家族だけで解決しようとすると、
家族が病んでいく。
家族だけでは解決できません。
愛情だけでは解決出来ない問題もあるのです。
   自助グループで教えてもらいました。

息子、娘の問題を
本人に代わって解決しないようにする。
その時は苦しいかも知れないけれど、
それが後に本人の為になる。
   自助グループで教えてもらいました。

自分自身が元気になる事、
自分の人生を取り戻す事、
その為に自助グループに通い続ける事。
   自助グループで教えてもらいました。

私はこうして自助グループで色々な事を教えてもらった。

心が病んできた時、
しんどい時も自助グループへ行こう。
そこには、暖かい笑顔で包んでくれる仲間がいるから‥

一人で悩んでないで、
どうか自助グループの扉を開けて下さい。

              メリー


# by familiesofaddicts | 2021-10-21 22:52 | メリー | Comments(0)