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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

心の余裕

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🍄次回の家族相談会は12月17日(日)です。🍄



私はガーデニングが好きで一年中玄関先は季節のお花で色とりどり飾られている。

毎日お水をあげて

枯れかけた花を摘み

時にはお花に話しかけながら成長を楽しんでいる。

ご近所さんや時には知らない方からも

「お花綺麗ですね〜。

いつも楽しませて貰ってます」と声を掛けられる。

その度に嬉しくなって気分が上がる。

もっと綺麗にとせっせと

お花の世話をする。


しかし、そんな私も過去一度だけお花を植えなかった年がある。

花は枯れ、植え替えられる事もなく空っぽの植木鉢やハンギングが無造作に置かれたままに。


その頃息子の薬物問題が発覚してどうして良いか分からず

頭も心も息子の事でいっぱいになり、花の事など考える余裕など無く、息子の行動に振り回されて

ばかりいた。


いつもお花を見てくれていた人達は私が病気になったんではとか絶対何かあったんだと心配していたそうだ。


その話を後で耳にした時

「あ〜これじゃあかんなぁ」と自分を奮い立たせた。


その後、回復施設の家族会や自助グループの仲間と繋がる事が出来た。

そして息子の事だけに囚われる事無く、自分の好きな事をやっている。

大好きなガーデニグもずっと続けて楽しんでいる。


今年も夏の花が終わり

先日お花を植え替えた。

毎年やってくるバッタの親子が花壇で居心地良く居座っている。

微笑ましい風景だ。


心の余裕って素晴らしい。


 アーク




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# by familiesofaddicts | 2023-11-22 14:25 | アーク | Comments(0)

安心感

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ちょうど去年の今ごろ。

しばらく音信普通だった息子から久しぶりにメールが来ました。

私は仕事中でした。

息子の、何とも判断のつかない意味深な言葉に、居ても立ってもいられなくなって席を立ちました。


何て返せばいいのだろう。電話をかけようか。いや、メールのほうがいいかも…。

迷いました。

そして、いつも寄り添ってくれる仲間に連絡を取りました。

親身になって相談に乗ってくれました。

何とか落ち着いて息子に応えることができました。


仲間には、それまでにも息子のことや家族のこと、自分自身も忘れていた心の中の葛藤までもさらけ出して聞いてもらっていました。

困ったとき、迷ったとき、私のことを知ったうえで、一緒に考えてくれる人がいる、その安心感たるや。


去年だけでなく、その前も息子から連絡が来たのは、ちょうど年末にさしかかるこの時期。

不安な気持ちでいっぱいにならずにいられるのは、仲間の存在のおかげです。

感謝です。


nop




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# by familiesofaddicts | 2023-11-21 13:00 | nop | Comments(0)

生きづらくても大丈夫

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 もうすぐブログを書く日、何を書こうかと思いながら電車に乗っています。今日は、依存症者についてではなく、自分の生きづらさについて書くことにします。
 共依存的に人と関わる傾向があるわたしは、そもそも生きづらさを抱えていました。ミーティングに通い、楽になった部分もあれば、未回復でしんどいままの部分もあります。例えば、どこか一人ぼっちの感をいつも持っています。きっと、発達障がい的なものとアダルトチルドレン的な傾向のミックスだと理解しています。
 対処するには、それに自ら気づく、というのがとても大事に思います。幸い、自分の傾向に気づく機会を自助グループに通っていると持つことが出来ます。また、深く落ち着くために、黙想や瞑想もとても役に立ちます。自助グループに共有されている回復のための道具には、ずっと助けられ続けています。 
 共依存は治らない病なので、悪化していくのと逆に歩き続けるしかありません。依存症者との問題から離れても、自分の問題からは離れることはできません。今自分にできる、振り返りを日々重ねながら、いつか自分のホーム(自分の戻るべき場所)に帰ることを希望に生きています。
 本当に困った経験をきっかけに、わたしは自助グループに繋がりました。本当に困るという感情こそが、楽になっていく旅のはじまりのチケットだったのです。わたしは今、回復してる部分と、してない部分を感じて生きています。してない部分について、以前のように打ちのめされることはありません。回復していく過程を信頼しているからです。ゆっくり、同じ問題縁の方々と、ゆっくり生きていくことが許された世界で生きているのだと思います。


ススキ


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# by familiesofaddicts | 2023-11-20 07:00 | ススキ | Comments(0)

開くべきDoor

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気がつけば、立冬を迎え冬の気配を

感じる季節になった。


秋といえば、娘の運動会や習い事の発表会、

そして地域のだんじり祭りと盛り沢山の行事で

人と会う機会が多い。

今年も、重たい足取りであったが

沢山の行事へと出掛けた。

娘達の笑っている姿を見ていると

次第に気分も落ち着き平安なひと時を過ごした。



私は昔から人付き合いが好きではなかったけれど

息子が薬物の問題を抱えたことがきっかけで

周囲の人と距離を置くようになった。


買い物に行けば、駐車場に知り合いの乗り物が

ないか確認してから入店。。

知り合いの姿があれば下を向き

気がついていないふり。。

目が合えば「久しぶり。またね!」

一瞬の挨拶を交す。。


(私達が抱える問題を知っているかも知れない)

という恐怖や

(返答に悩むくらいなら…)

という気持ちゆえの行動なのだろう。


たとえ、心配して話しかけてくれたとしても

素直に受け取れる心の余裕は兼ね備えていない。


後ろ指を指されているのではないだろうか、、

と想像に自問自答を繰り返し思い悩み、

先行き不安や恐れに足元をすくわれそうになる。



自分の妄想が、、自分の考えが、、

自分自身を孤独にさせているのだろうか…。



でも今の私には、その時だけは孤独を孤独と

感じない場所がある。

同じ経験をしている仲間が自分の経験や知識を

惜しげもなく伝えてくれる。

誰にも言えない薬物問題の悩みを素直に

はきだすことができる。

同じ経験をしている仲間だからこそ

創り出ている空気感なのだろう。


私は勇気を出して希望のDOORを

開いていなければ

今も大きく膨れ上がった孤独を抱え

眠れない日々を過ごしていたと思う。。


これからも眠れない日々を過ごすのなら

眠らない明日を追いかけたい。



まだまだ回復途中の息子と私を

 開くべきDOORへと導いてくれると信じて、、



 🍀四葉のクローバー🍀




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# by familiesofaddicts | 2023-11-18 15:57 | 🍀四葉のクローバー🍀 | Comments(0)

『子捨て』

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同居している依存症の息子は週3回ほどのアルバイト以外は、ほぼ自室で過ごしているようだ。

私は遅くまでの仕事で自宅を空ける事が多いので同居とはいえ息子と時間を共にすることはほとんどない。


そんな状況で息子と交わす言葉は

おはよう〜

おかえり〜

おやすみ〜

などの挨拶程度に留まっている。

こんな一言二言程度のコミュニケーションが、余計なひと言をついつい言い放ってしまう私には丁度よいのかも知れない。


私が自助グループに繋がり程なくして仲間から聞いた

「子捨て」と言うワード。

とてもショッキングだったのを覚えている。


息子が薬物の問題を抱える前から

過干渉で過保護だった私は、息子が薬物で壊れゆくにつれ、その過干渉で過保護ぶりには拍車がかかった。


家に帰らない息子はどこで何をしているのだろうか…と不安に押し潰されそうになりながら何か怪しいものがないか息子の部屋を捜索する。

帰ってきたら顔を見るなり

どこ行ってた?

何していた?

と、まるで刑事のようだった。


息子が引き起こす問題を息子に代わって解決することに力を注ぐ。

親だから当たり前となんの疑いも無かった。


あの時聞いた「子捨て」とは

息子を見捨てるのではなく

共依存の私が変わる必要があると気付かせてくれた言葉だったんだ。


どんな時も寄り添い気付きを運んでくれる仲間の中で

これからも回復途中の息子を信じて

私自身を変えていくことにエネルギーを費やしていきたい。


 

 すもも



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# by familiesofaddicts | 2023-11-17 08:56 | すもも | Comments(0)