関西薬物依存症家族の会のブログ ピンチがチャンス！

「ダメ。ゼッタイ。の次にやってくるもの」

まずは観てほしいです！仲間のすばらしい行動と、想いの結果を一人でも多くの人に触れてほしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=ORuJfJ4mhgw

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、医療従事者や感染者への偏見や差別が問題となっています。
それに対し、警告を鳴らすべく日本赤十字が「ウィルスの次にやってくるもの」の動画を公開。
それから3日程で仲間がオマージュ作品を作ってくれたのがこちら「ダメ。ゼッタイ。の次にやってくるもの」です。
ナレーションをお願いしたい！という依頼に快く、引き受けてくださった高知東生さん。
ご自身も当事者で、沢山の辛い思いをされてきたからこそのお気持ち。
高知さんの心を動かしてしまう仲間。あっという間に動画の作成・編集をしてくださった仲間。
動画の内容もさることながら、温かい気持ちもとても伝わってきます。すごい！

人を攻撃する事の奥にあるのは”恐怖”だと思います。
正義中毒になって、自分へ降りかかる恐怖を払拭しているんだと思うんです。
このコロナ禍に関わらず、、です。
そんな攻撃に日々私たちは悲しい思いを感じてきました。いえ、まだまだあります。

だけど、こうやって伝えることによって少しずつでも理解いただけるように。
依存症にならなくてすむ社会に近づけるように。祈ります。

この現状も、何かが変わるきっかけかもしれません。
そう。私たち仲間が真っ暗な闇の中から、少しずつ少しずつ光を見つけて今があるように。

必ず終わりが来ます！よ(^_-)-☆


sakura

※日本赤十字社「ウィルスの次にやってくるもの」
https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4

手放す

手放す、手放すと言ってもそうそう簡単なことではない。

今まで正しいと信じて疑わなかったやり方を手放す

自我を手放す

囚われている思いを手放す

愛する依存症者のことを手放す

手放すものは多い。

自分が愛だと信じて行動してきたことが全くその人のためになっていなかったことに仲間の中ではたと気づく日が来る。

そして恐る恐る手放してゆく

握りしめていた掌を小指から一本ずつ開いてゆくように...。

自分自身の不安を取り除くために私は掌を握りしめていたのだ。

私がいなくちゃダメでしょうと娘の手を握りしめていた。

相手の成長や思いなどお構いなしに...。

「ごめんなさい、私はあなたを自分自身と区別できていませんでした。

一人の人として尊重していませんでした」

そういつの日か伝えたいと願っています。

娘よどうかコロナに負けないで、私も負けないように頑張るからね。٩( ‘ω’ )و

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　yuzuriha.

今を乗りきろう

かわいいガーゼのハンカチで、

マスクを作ろうと思いたった。

鼻と口が覆えれば、

いいのだろうけど・・・

どうせ作るなら、

小顔に見える大きさの物を作ろう。

各家庭に送ってくるという布製のマスクを、

今かと待っている人もいるだろう。

それなのに、

汚れていたり髪の毛が入っていたりしているようだ。

目視をしていたと言うが・・・

受け取ったマスク、

汚れていなかったら大丈夫なのかと不安になる。

マスクを必要としている人に、

必要なだけ、

手に入るようになるのはいつになるのだろうか？

コロナウィルスとの戦いは、

まだまだ続くだろう。

自助グループのミーティング、

みんなと会って分かち合いをしたい。

けど今は

オンラインミーティングで乗りきろう。

＊sheep＊

問題と共に笑顔で生きる

このコロナ禍で思いがけない長期の休暇。

外出自粛ですからね、ワタシ日々掃除しております。

この際、今まで捨てられなかった物も捨てよう！（思い出の品とかとか）

出るわ出るわ　思い出たち

机の引き出しにノートが数冊

そこには本から拾った自分を励ます言葉がビッシリ

あ～～書いてた書いてた。

自助グループに繋がる前の超絶苦しい頃だ。

読み出すと掃除が停滞することはわかってるけどやめられない。

本当にしんどかったんやな～私

励ます文章を書き写し日々をとりあえずやり過ごしていた。

そのノートの中で今、とてもよく理解できる一文がある。

ここに書き留めておきたいと思います。

人生に解決はない。

生きていればトラブルはある。

トラブルは無くならない。

トラブルは乗り越えるだけである。

乗り越えても乗り越えても次にまた乗り越える問題が出てくる。

事態の解決にはならなくても乗り越えられると思っていればどんな状況でも笑顔でいられるような人間にはなれる。

これが私たちにできる解決法である。

問題のない人生になることが解決ではない。

問題があっても心を取り乱さないような人間になることが解決である。

トラブルが解決できないままに不愉快な気持ちで人生を過ごすのでなければそれでいい。

トラブルがあるのに食事が美味しく食べられればそれが人生の解決。

ひどい仕打ちにあっても食事が美味しくて夜は眠れればそれで良い。

それが現代社会の見事な生き方である。

今の私がこの文章を実感として感じられるようになったのは同じ経験を持つ仲間に出会えたからこそです。

　yuzuriha.

失うもの。与えられるもの。

　この状況下、私が勤めているところでも在宅が可能な人は出来る限りそうして欲しいと、業務内容について聞き取りがあった。
　製造メーカーで工場を抱えてるため、全員は難しい。が、私の業務内容なら隔日で対応出来そうであることを上司に伝えた。しかし、上司の勝手な意向で通常勤務を命じられたので、直接人事担当へ掛け合ったところ、隔日の勤務に変更の許可が出た。

　少し前の私…そう。自己憐憫に陥っていたころ…なら、「私が我慢すればいい」「気持ちを伝えるのはわがままかな。変に思われるかな」と、黙ってやり過ごしていただろう。
けれど、自分を大事にする大切さを知った今はすんなりと行動に映せた。

　同時に、友達も同じ状況にあることを同級生のグループメッセージで知る。
「私が頑張れば」「どうせ社長は分かってくれない」という彼女が悲しかった。
私は自分を第一に考えて（WINWINになるように）行動してほしい。いつも受動的な行動が気になってたから、これを変化のきっかけにしてほしいことを伝えた。
はっきり言いすぎて(笑)、その後は誰からもメッセージがなかった、、

　だけど、私もそれ以上は言わない。毎朝祈る「平安の祈り」に基づいて行動したつもりだ。

”神様、私にお与えください。
変えられないものを受け入れる落ち着きを。
変えられるものは変えてゆく勇気を。
そして、二つのものを見分ける賢さを。”

そして今日、彼女の方から報告をもらった。内容はともあれ、自分を大切にしてほしいことだけ伝えた。

このウィルス感染で失ったことも大きいけど、得られるものも沢山あるんだろうと、改めて感じる出来事だった。

sakura