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タンポポの綿毛が風に乗って種子を運ぶように私たちの思いが​苦しんでいるあなたのもとへとどきますように。


by 関西薬物依存症家族の会

よくないふるまい

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 私は自助グループに入り、同じ問題を持った仲間と出会い安心しました。ひとりで何とかしなくてはいけないという、地図を持たない状態から抜け出したように感じたからです。もうひとつ、自助グループの中で取り組む、生き方を整理する方法(プログラム)に出会って、より大きな安心を得た気がします。

 その中で、自分中心の生き方を手放し、自分のよくないふるまいを手放すということを学びます。依存症の問題が起きる前から、自分にはよくないふるまい(自分を生きづらくさせているような、不合理なふるまい、考え方)があったように思います。簡単にいうと、誰かに対する怒りで平安を失うとか、意味のない盲目的な未来への不安に押しつぶされそうになるとかです。

 当たり前のように効率の悪い生き方をしていた(している)私にできることは、思いが起こるたび、その都度それに気づき、対処することです。放っておくとぜんぜん出来ません。気づかずにどんどん時は過ぎていき、よくない流れを生み出します。ずっと取り組み続けること、それが一番楽になる方法に思います。

 プログラムと呼ばれているものはとてもシンプルです。でも当たり前のことがとても難しい。簡単な、でも難しい一瞬ごとの気づきを積み重ね、桜の季節を迎えたいと思います。


ススキ



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# by familiesofaddicts | 2024-03-18 11:37 | ススキ | Comments(0)

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時々読んでいる、ブログがあります。以前に、「愛情をケア労働で示さない」というブログを上げられていました。


人を世話する労働(ケア労働)は愛と結びつけて解釈されやすい。ケア労働は、毎日の営みであり、少しでも怠ると愛の欠如ととらえられすら、することがある。


やること=当たり前、やらないこと=マイナスと解釈されがちといった内容のことが書かれていました。


思い浮かんだことがありました。


私が仕事を調整して、娘の病院の付き添いをすると、彼女はいつも何かを作って私をもてなしました。それは彼女なりの誠意で、恩返しなのかもしれません。


でもこの時、あのブログを思い出し、私は家の中で、自分がこのケア労働を担うことで、家族内での自分を絶対的な存在にし、『何かをすることで人は評価されるということ体現していたこと』にも気づかされました。


『自分の存在そのもの』でなく、『自分が何をしたか』で娘は評価されると感じていたのではないかと思いました。


家族の為に、よい母親・妻である私は、自分の時間(自分自身)を、削って奉仕する。

自分以上の無理を続ける姿は、他人にも無理を求めていたのだと感じました。


息子がODで自分を傷つけることの裏側も。


何かしなくても、私は私でいいんだよ。


あなたはあなたでいいんだよ。


今は『ただの私』を見てほしい、『ただのあなた』を、見せて欲しいと感じています。


今日も仲間とお待ちしています!


Kong




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# by familiesofaddicts | 2024-03-17 07:52 | kong | Comments(0)

春・三月・桜

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「春・三月・桜」


このワードを見たり聞いたりしたら

だいたいの人はウキウキワクワクするのでしょうね。

新しいシーズン気持ちも新たに頑張ろう!とか

花見に出かけよう!とか、、、。


中にはそんな気持ちにはなれないという人もいるだろうけど、、、。

私もその中の1人です。


ちょう4年前のこの時期、長男が大麻で逮捕されました。

警察から連絡があり、最初に面会に行くのは主人と行きましたが、2回目の私一人で行ったときのことです。


駅から降りて警察に行くまでの道が桜が満開でした。「きれい~」と言いながら写真を撮ってる人もいました。


でも私は、重い足どりでため息つき泣きながら歩いていて、その桜を見てなんとも思わなかったのです。

あの時、自分が見ている風景はモノトーンのようだったのを今でも覚えています。

今も桜=逮捕と連想してしまうぐらいです。


それまでは毎年花見に行ったりしていたのに。

こんなに状況が変われば感じることも変わるのだと身を持って体験しました。


コロナ5類に移行してからの春がそこまで来ましたね。桜の名所では賑わいが復活するでしょう。


あれから4年、、、。


モノトーンからカラフルな世界へ。


私はまだ時間がかかりそうです。



うらら



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# by familiesofaddicts | 2024-03-16 07:38 | うらら | Comments(0)

愛と支配は紙一重

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先日あるフリーライターのネット記事が目に止まった


家族の世話をまめまめしく焼く母は日本社会では好意的に受け止められる

家族の世話を焼き過ぎることは依存症の1つと言われている


世話を焼き過ぎると子供は自立出来なくなり、そしてまた母親が世話を焼くという悪循環が続く

愛と支配は紙一重、ヤバくない程度の愛で


と書かれてあった


私は「アルコール依存症」の長男家族の世話を頼まれてもないのに、こうすれば助かるだろうと、気が付いた時には長男宅の家事をやったり、これがあれば良いかなと思えば買っておいたりと、いろいろと先回りをして

お世話していた


「薬物依存症」の次男には、様々なウソを付かれながらも、仕事の面接に行くと言えば時間に間に合うように起こしたり、交通費を渡した。それに加え、就活のためには携帯は必須と収入のない息子に代わり支払い続け、仕事が決まった時には通勤のためにと原付きバイクを買い与えた


当時は困っている子供の世話を焼くのは親として当然のことだし、愛情だと思っていたそれもこれもベースには、私自身の親に甘えられず、助けてもらえなかった辛い経験が後押ししていたのだが、記事の通り「支配とヤバい愛」だったと今は思える


それは自助グループでも教わった内容と同じ依存対象は違えども、対応は同じ

息子達には、支配せず、ヤバくない程度の愛で接して行こうと再確認した私です。



 miffy


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# by familiesofaddicts | 2024-03-15 08:02 | Comments(0)

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当事者の息子から突然の電話


滅多に掛かってこないから、何事かと思い少々不安な気持ちで電話に出る。

「今、地元に帰ってきているから、昼から帰るわ!」

息子は仲間とつながり自立しているが、昔の親子関係とはまだほど遠くザワザワ感は否めない

なんだか座っているソファーの座り心地までなってしまう


そう思っているのは、僕だけではないかと思い

パートナーに「地元に来ているから昼から帰ってくるらしいで!」と伝えると

「ふ~ん、そう?」少し動揺しているようだ。


私は、彼女の変化を見逃さない!


夕方近くになり息子が帰ってきた。

友達とお酒を飲んでいたらしく、上機嫌でありヘラヘラしている。

勝手に冷蔵庫からビールを取り出して飲みだした。


「うん?やっているのか?」と思うような表情だった

なんだかんだ言いながら「俺はビッグになるで!」と言い出した。

疑惑が確信に変わる一歩手前で気づいた。


息子は、緊張するといつも「ヘラヘラするように笑ってしまう」それが、子供のころから人には理解されないこともあった。

「そうか、息子も緊張していたんだな」と気づく


兄弟で家族全員が集まるときでもヘラヘラ笑ってしまうので勘違いしたり、心配したりする事もあったがそれは受け入れよう。

息子の口から出てくる内容は、結構真剣に考えているようで自分の夢や計画を語っていた。

そしてそれを現実にするため、今何をしているかも話していた。


当たりもすっかり暗くなり、突然「父さん、お願いがあんねん!」

一瞬、「来た!」と思ったが、「駅まで送ってくれないかな?」と

少々ためらったが、駅まで送っていきました。


車の中で、息子に話しました。


「○○が、ビッグにならなくても、お金持ちにならなくてもそんなの良い

 ○○が、生き生きと自分なりにいてくれたら、父さんと母さんはそれだけで良い!」

息子は、うなずく事もせず黙って聞いていました。


息子からは、「俺こんなに頑張っているんやで!」という心の声が痛いほど感じた

それは親として成功してくれたら嬉しいが、その反動が心配だし、ただ息子が笑って暮らせてくれたら

それでいいと今は思えるようになった。


これは、無関心でなく

息子を信じるという事と思います。


承認欲求は、確実に遺伝し受け継がれていることを感じ、まあ仕方ないな~と思える再会でした。



GENGEN




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# by familiesofaddicts | 2024-03-14 07:44 | GENGEN | Comments(0)