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関西薬物依存症家族の会のブログ ピンチがチャンス!

165.png 本日は、家族相談会 165.png

「なんやこれ!よう食べれるかな?」


私は知らない食べ物を異常に警戒する。

チャレンジ精神は、皆無。

及び腰になる。


そしてまた、好き嫌いが激しい。

ダメな物は、無視。

放置する。


そもそも「何かを食べたい」という欲求が乏しい。

毎日、同じものを食べても気にならない。


ひとりで外食する際は、店をきめられずに一時間ほど歩き回り

挙句の果て食べることを諦める。


みんなで食事するときは、誰かが注文してくれたものにを運ぶ。

たまに一品程度オーダーするとしても、毎回同じものとなる。


でも、同じものを頂くにしても、

「なにを食べるか?」よりも「だれと食べるか!」によって味が格段に変わる。


薬物依存症者の事を話題にされることを極力避けたい

地元の友人や親戚と同席するなど論外。


どんなに高価で、美味な逸品でも

砂を噛んでいるようで味など楽しめるはずもない。


地獄の晩餐と化す。


不思議なもので

仲間と一緒に食すると、「たこ焼き」が

トリュフ、フォアグラ、キャビアを凌駕する。

(食べたことないけど汗)


「美味しいな!」

「タコがうまい!!」

「ソースとマヨネーズがマリアージュ」

などなど、ワイワイ、ガヤガヤ。


至福の宴と化す。


薬物問題で

涙が枯れ果ててしまっているのなら、

笑顔を喪失してしまっているのなら、

食事が喉を通りづらくなっているのなら、


一度、家族相談会へ来られませんか?

お待ちしています。


Pon& Cotsu


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# by familiesofaddicts | 2023-02-19 10:45 | Pon & Cotsu | Comments(0)

眠れない夜

177.png明日は家族相談会です!177.png

深夜2時
いつもならとっくに眠りについているのだがその日はやることがあってパソコンに向かっていた。
スマホにラインがきた。
娘からだ。
深夜のラインに良い話などない…。

既読をつけずに読んだ。
案の定…
すぐに返信をしてしまいそうになる。
詳しい話が聞きたくなる。
大丈夫?と言いたい。
その衝動を抑えた。
大事なことほど即返信はよくないことは経験上わかっている。
朝まで待とう。
どうすればいいか仲間に聞こう。

心はザワザワ、頭は忙しなく妄想が止まらない。
いつでも、どこでも眠れる私が朝まで一睡もできなかった。
夜が明け仲間にラインをする。
返信してくれた言葉に大きく頷く。

そう、私も相談されたらこう答えるであろう文字が並ぶ。
人のことはわかっても自分のことになると情けないくらい全くダメだ。
仲間のアドバイスをもらい娘に短い返信をした。
すぐに既読になったが未だに返信はない。
もちろん心配もあるが今の私にとってベストの返信ができたと思う。
自分の考えだけで動かず仲間に聞くことは大切なことだと改めて思った。
その日の夜のオンラインミーティングでも仲間に話を聞いてもらい、安心して眠ることができた。

仲間たちに、また助けてもらった。
感謝です。

             おむすび180.png

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# by familiesofaddicts | 2023-02-18 15:01 | 一人娘の母 おむすび | Comments(0)

心の居場所

177.png 今度の家族相談会は2月19日です 177.png

息子の問題で真っ暗闇を彷徨っている時、誰にも言えず、孤独感に苛まれていました。

元々私は、人に頼る事が苦手で、息子が引き起こす様々な問題を誰にも知られたくない、隠さなければならない、家族でどうにかしなければと人との関わりを避けるように孤立の道を選んでいました。

それまで熱中していた趣味からも距離を置くようになっていました。

しかし、状況は一向によくならず、深刻さを増していきました。

どうにもならなくなった時、私は助けを求めて自助グループに辿り着きました。

そこは私が想像していた場所とは少し違っていました。
ほとんどの方が笑顔で、何処か楽しそうな雰囲気すら感じました。

私にも、そんな日が来て欲しい!

同じ辛い経験を乗り越えてこられた先行く仲間のみなさんのお話しされる内容が、心が病んでいた私には、正直、難しいと感じる事もありましたが、とにかく耳を傾けました。

そして、私の番がきました。

これまでの経験を回想することにすら恐れを持っていましたが涙と言葉で吐き出しました。

それから私は、自助グループのミーティング・家族相談会に積極的に通いました。
そうすることで依存性という病を知り、受け入れる心の余裕が生まれてきたように思います。

同時に恐れや不安、孤独からも解放され心が軽くなるのを感じました。
遠ざかっていた趣味を楽しむ心のゆとりも取り戻しました。

息子は夜遅くまでバイトに勤しんでいます。
部屋に引きこもりがちだった数ヶ月前とは明らかに表情は違っています。

私の心の居場所
息子の心の居場所

明るい居場所に今日も感謝しています。

  すもも


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# by familiesofaddicts | 2023-02-17 06:18 | すもも | Comments(0)

177.png 今度の家族相談会は2月19日です 177.png


息子の薬物使用、そしてそれが依存症だと知った時は絶望だった。

思い描いていた未来の青写真は真っ黒になった。


息子は生きている、しかし死んでいた。

でも、後から気付いた。

死んでいたのは息子ではない、親である私だった。


息子と一緒に暮らしてゆく中で、軽蔑・無視・怨んで死んでくれと思う感情

そして自分の心にフタをして、人と関わりたくない、一人でいいと思っていた。


怨んでいる感情もあったが、何とかしなければならないと思う気持ちもあった。

勉強会や家族相談会の人の中に居ても、厚い防護壁で自分を覆っていた。


そんな中で、ある自助グループに繋がった。

だが、参加したり参加しなかったり、終わったらすぐ帰る。

そんな事を続けていた数か月後、何かが変わった。

でも何が変わったか?よく覚えていない。


私は、自助グループに繋がり数年たっているが

新しい仲間の参加で、ある光景を幾度となく目の当たりにしている事がある。

その方は、あふれる涙をこらえながら必死に伝えようとしてる

自分の正直な気持ちを包み隠さず話されているが、今までの事は到底語りきれないだろう

深い悲しみの奥には、いろんな記憶や感情があると思う。


そして私は気付かされました。


正直に辛かった記憶・感情を自分の言葉にして、自分の耳でその声を聴く

仲間は黙って聞いている。

沈黙の中には「私たちも同じ経験をしているから分かるよ、一人じゃないよ」と

返事をしている様に感じる温かさ、共感してもらえるという安堵感。


これが自分に変化が訪れてきたターニングポイントの一つだと

思い出す場面だった。


GENGEN


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# by familiesofaddicts | 2023-02-16 06:14 | GENGEN | Comments(0)

二男

101.png 今度の家族相談会は2月19日です 101.png

わが家の二男は男三人の真ん中。
そして現在薬物依存症の回復途中。
母親の私は子供達が幼い頃から、姑の介護。パートナーの看病の為、三人の息子達に、自分のストレスを押し付けて居ました。

時には今で言う処の虐待をした事もあります。
帰宅時間を守らない三人。
私も母親にされたお灸を、したことが有ります。
長男と三男は逃げ回り、二男はじっと観念してました。

いとこ達が泊まりに来ても、自分は9時に寝ると決めていた二男は、騒ぐ事もなく、一人ベットに。

二男が、23歳の時に先輩のサーフィンのお店を手伝うようになりました。
その先輩にはお子さんも居りましたが薬物にはまり仕事がままならない様になっていたのでした。
手伝う事でお店は何とかなってきました。
がしかし、そのことと同時に心配していた事が的中してしまったのです。
「ミイラ取りがミイラになる」まさにそれでした。

そんな息子の異常を私がはっきり、自覚してから19年。

家族会に繋がって14年。

バリバリの後期高齢者の私。
依存症に為った息子が曲がりなりにも、回復の道を歩んで呉れている現在。

家族会の仲間で居させて貰っても良いのだと。
幸せと感謝の今日一日が、一日でも長く続く事を祈りながら。

NANAMI


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# by familiesofaddicts | 2023-02-15 06:13 | NANAMI | Comments(0)